撮影小話-男優「岬役…保村大和」
大和さんは、四年前に舞台をご一緒して以来、プライベートでも仲良くしてもらっている。
そういえば今年の新年会も二人で大和さんの家で手作りのたこ焼き片手に飲みまくり、騒ぎまくり。
酒が強くて、いつも最後は僕が先にダウンする。
さすが九州男児!最初にお会いした時、もちろん僕は大和さんの事、「惑星ピスタチオ」の舞台を見ていて知っていた。
「惑星ピスタチオ」は関西の人気劇団で、西田シャトナー、腹筋善之介、佐々木蔵之介などが在籍し、一時は2万人近い動員を記録。
大和さんは、そこの看板役者として活躍。
そんな実績も実力も演劇界で知名度もある大和さんだけど、普段はすごく気さくな方。あと、とにかくもてる!
舞台のあと飲んでいると終電が近づくにつれ、必ず両脇にかわいい女性が存在する。
「いい役者はもてるんだよな…」と、その光景を見ながら僕はいつもつぶやく。
セリフ覚えもすごくいい。
二、三回台本を読めばもう入っている。
頭の中どうなっているんだろう。ルックスも、体つきもいい。
うーんつけ入る隙がないじゃないか…。
いやあった!僕が大和さんより優れている事…視力だ!僕は両目共2、0だ。大和さんは0、01か2だ。
でも目が良すぎて逆に支障をきたすことが多々ある。
50センチ以内に人の顔が近づくと毛穴の開きまで見えるので、ある女優に好意のつもりで忠告し、思いっきり嫌われた事がある。
セリフを交わす相手の鼻毛が気になる。
芝居していて演出家とばっちり目が合う。
あれ?いい事ないじゃないか。程々がいいんだな、きっと。
今回の出演にも快く応じてくれた。ヒーローの役だ。
黒いロングコートと黒いサングラスが良く似合う。…かっこいい?役だ。
登場シーンと去っていくシーンは最高だ。苦痛に顔が歪むシーンは昨年パルコ劇場で出演していた「ウイ・トーマス」(演出・長塚
圭史)の拷問シーンをヒントに。
今後は映像の方にも必ず進出してくる舞台役者の一人だろう。
又舞台もご一緒したいなぁ…。
